――若者の政治参加を促すために独自の選挙制度を提唱しています。
竹内氏「今の選挙制度は地域別選挙区が基本だ。これを年齢別の選挙区に変更すべきだ。例えば0歳~30代の『青年区』、40代~50代の『中年区』、60代以上の『老年区』のように分ける」
竹内氏「年齢別選挙区では平均余命に応じて議席を配分する。『青年区』の有権者の方が平均余命が相対的に長いから、その分議席を多く配分する。そうすれば若年層が有権者数として少なくても、政治に影響力を行使できる。今は高齢者が増え続け若年層が減り続けるいびつな人口構造だが、年齢別選挙区を導入すれば、政治的に人口ピラミッドを再建できる」
――年齢別選挙区では年齢による「1票の格差」は生まれませんか。
竹内氏「日本の将来を担う若者の方が国に対して大きな責任を負っているとの見方もできる。若年層の声が政治に強く反映されるべきだ。確かに1票の格差が生じるが、若い時には重かった票の価値は、年齢を重ねるにつれて減ってくる。生涯を通じてみれば、投票価値の平等は担保される」
竹内氏「日本はまだ欧米ほど若年層の失業率は高くなく世代間格差も大きくない。しかし高齢化が進むなか、このまま政治が高齢者を向き続ければ、若者が負担に耐えきれず日本でも同じことが起きかねない。選挙制度を根本的に変え、急激な人口減のショックを和らげることが急務だ」
これは面白い。選挙区を年齢別に分け、平均余命で重み付けして議席配分するのか。
ただ、人口動態統計にムッチャ依存するので選挙の度に選挙区の区割りや重みが変わって信頼性のある計算が大変だろうし、地方選挙になると過疎地の候補者の数にやはり歪みがでるよね、とかいろいろツッコミはでてきそう。
しかしなにより、この選挙制度にあまり瑕疵がなく実行可能だとしても、どうやって現行の制度から変えればいいのだろうか…。選挙制度を変えるにしても、現行の老人優遇の選挙で選ばれた議員に依存しているワケだし。なんだかキャッチ22っぽい。
若者の意見をすくい上げる政治とは 論客2人に聞く :日本経済新聞
(via kashino)




